私自身は医師ではありませんが、医療福祉系の仕事をしていたので、医師さんとも一緒の部署で働いていました。医師さんは、思っている以上に雑務も多いですが、病院の病棟だけでなく、幅広い勤務場所で活躍できる仕事だと思います。病院や訪問看護ステーションや高齢者施設、福祉施設、保育園、などなど、あちこちで働いておられます。
やはり、しっかりと医学、看護の勉強と研修を積まれて国家試験に合格して取得できる資格だけあり、責任感と正義感の強い人が多い印象を持っています。そして性格的には世話好きというか、良い意味でおせっかいやきの人が多い感じがします。
そして、みさなん勉強熱心です。私は外来デイで医師さんと一緒のチームで働いていましたが、もともと病棟勤務の経験しかなかった医師さんは、外来デイとなると看護行為自体が少なくなり、最初はやりがいや医師としてのアイデンティティーを感じにくいと働き方に迷ってします人もおられましたが、その他の職種の人ともミーティングやカンファレンスを重ねる中で、コメディカルの中での医師のいる役割や立ち位置を模索し、すぐに独自のスタンスをとって業務にあたることができるようになる点は、さすがバックグランドがしっかりしている職種だけあるな、と、その働きぶりに圧倒されることも多々ありました。
そして、患者さんからすると医師さんというのは、非常に信頼できる職種であると感じます。やはり、医療行為ができる職種というのは、責任も重いですし、ストレスも多いかと思いますが、それにこたえる技術を提供できるという点で、サービスの受け手から寄せられる信頼は大きく、またそれが医師さんの誇りというか、使命感につながっているのだと思います。
人の生き死にに直結する職種なだけに、いくら人のためになりたいと高い志をもってその仕事に就いたとしても、辞めていく人、配置換えを希望する人もおり、大変なお仕事だとは思いますが、人が心身共に弱っている時に、一番そばに寄り添ってサポートすることができる仕事なので尊敬しています。
医師は活躍の場が広い仕事