人間万事塞翁が馬

ことわざから学ぶ現代社会でのやり過ごし方

定年退職後の毎日の自由な時間を満喫

昨年末に60歳で定年退職になりました。勤めていた会社は本社が東京にある情報サービス関連の中規模企業で、私は広島の営業所に勤務していました。会社の始業は8時からだったため、出勤のため6時30分には家を出ていました。また終業は17時でしたが日常的に残業があったため、帰宅するのは早くても19時ぐらいになりました。そのため平日は帰宅して食事して風呂に入ってテレビを見るとあっという間に時間は過ぎ、1日が終わってしまうのが普通でした。なお土日は完全週休2日制でしたので2日間フリーでしたが、何やかや雑用をしたり、スマホをいじりながらゴロゴロしたりしていたらこれまた時間があっという間に過ぎて何か記憶や記録に残ることや、コレはと言った成果物として残るようなこともありませんでした。こんな日常生活をしていましたので、定年退職したら思いっきり自由になって「好きなことをできる!」「何か残るものを創造しよう!」と考えていました。ただ一抹の不安もありました。私には特に夢中になるような趣味がなかったためです。「1日中自由ということは、1日中退屈で時間を持て余すのではないか?」という不安でした。漠然と定年退職を迎えて特にすべきことが明確でなければ、怠惰な毎日を送る羽目となり、挙げ句の果ては運動不足による体力・筋力の衰えから寝たきりになったり、頭を使わないことから痴呆症になり家族の介護が必要になったりするのではないかという恐怖と不安が頭をよぎりました。そこで定年退職を迎える前に「定年後にすべきこと」を抜き出して書き上げ、これを行動目標にして取り組むことにしました。一例を挙げると、「妻の家事を手伝う(掃除、ゴミ出し、食器片付け//食器洗い、庭の草むしり、風呂掃除、トイレ掃除)」「朝のウォーキング」「筋トレ」「映画鑑賞」「小説執筆」「ブログ投稿」「YouTube投稿」そして「Lancersでの副業」などです。これらを1週間の予定表に組み、実施することで定年退職後の毎日の自由時間を満喫しています。

定年退職後の毎日の自由な時間を満喫
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